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バリスサイト(バリサイト)

[英名] VARISCITE
[和名] バリッシャー石(バリシア石)
[色] 淡い緑色〜濃い緑色、帯黄緑色、青緑色、白色、灰色
[化学式] Al(PO4)・2H2O
[屈折率] 1.56-1.59
[モース硬度] 4.5
[比重] 2.5



ほとんどが結晶構造を持たないことや、見た目、そしてその成分が似ていることからトルコ石(CuAl6(PO4)4(OH)8・4H2O)に間違われることもある「バリスサイト」(バリサイト)。名前の由来は、この鉱物が発見されたドイツのバリッシャー(旧地名)にちなんでいる。主な産地は、オーストラリア、チェコ、オーストリア、ベネズエラ、米国ノースカロライナ、ユタ、アリゾナ、ブラジル、スペインなど。



光沢および耐久性の改善を目的とした透明材の含浸処理が行われています。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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カイヤナイト

[英名] KYANITE
[和名] 藍晶石
[色] 青色、緑色
[化学式] Al2SiO2
[屈折率] 1.71-1.73
[モース硬度] 4.5、6
[比重] 3.6



カイヤナイトはその独特の色から、”暗青色”を意味するギリシャ語の「Kyanos」からとって名付けられた。通常長い刃状の結晶として産出する。色は青色が一般的だが、緑色や無色もある。結晶の方向によって硬度が大きく変わるため、二硬石(ディスティーン)という別名を持つ。(結晶の伸び方向は硬度6、それに垂直な方向では4.5)
カイヤナイトはカットが難しく、へき開割れ防止や、透明度を増すために無色透明な樹脂の含浸が一般的に行われている。



透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。
透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。

2009年1月19日中央宝石研究所にて鑑別。
透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。
キャビティに充填処理を認む。

2009年5月14日中央宝石研究所にて鑑別。



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真珠

[英名] PEARL
[和名] 真珠
[色] 白、クリーム、黒、灰色、淡灰青色、青、黄、緑、ピンク、淡紫
[成分] CaCO3+有機成分(コンキリオン)
[モース硬度] 3
[比重] 2.7





石ではない宝石、有機質の宝石として最も美しいとされる真珠。多くの宝石は人為的にカットを施されその美しさを引き出されるが、真珠は貝から取り出された瞬間からその優雅な美しさを持っている。

6月の誕生石です。


真珠生成のメカニズムは、貝が体内に入った異物(寄生虫や小魚の死骸や砂粒など)を、自らの身を守るために分泌した有機物によって層を形成し作りあげたもの。 このメカニズムを利用し、1893年御木本幸吉氏がアコヤ貝で商業的な真珠の養殖に成功してからは、養殖真珠が盛んに作られるようになった。

現在、海水ではアコヤ貝、蝶貝、黒蝶貝、マベ貝などが使われ、淡水では池蝶貝やカラス貝などがよく使われている。
淡水真珠の養殖は核を使わず貝の小片を使用するため、巻きがよく芯まで全て真珠層で作られます。また、差し入れる小片によって様々な形が形成されるのも特徴です。



成分、硬度ともにデリケートで、特にその主成分である炭酸カルシウムは酸に弱いので、汗、皮脂、化粧品などには注意が必要。使用後は乾いた柔らかい布で丁寧に拭くことが大切です。


〜サイドストーリー〜

古くから女性の美の象徴として重宝され続けてきた真珠。 クレオパトラや楊貴妃、西太后を初め、その逸話は枚挙にいとまがない。また、不老長寿の力があるとされ、愛飲されていたという記録も多く残っている。



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オニキス

[英名] ONYX
[和名] 縞瑪瑙
[色] 黒と白の縞模様
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





オニキス(オニックス)とは白と黒の縞模様を持つ瑪瑙(アゲート)の一種である。名前の由来はギリシャ語の「Onux」(人の爪)から来ている。その美しい縞を利用してカメオに多く使われる。白と赤の縞を持つものをカーネリアンオニックス、白と赤褐色(オレンジに近い)の縞を持つものをサードオニックス(8月の誕生石)と呼ぶ。

しかし、現在はオニキスと言えば一般的に黒無地のものを言う。宝石学会においてはこの黒無地のいわゆるオニキスの宝石名を「ブラックカルセドニー」と分類している。そして一般的には着色が施されている。

〜サイドストーリー〜

古来は悪霊や邪気を振り払うとされ、「魔よけ石」として使われていた。





色素による着色処理が行われています。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。


色素による着色処理が行われています。

2008年8月18日中央宝石研究所にて鑑別。



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マグネサイト

天然石事典目次 > ま行


[英名] MAGNESITE
[和名] 菱苦土石(りょうくどせき)
[色] 白〜灰色、帯黄白色、帯褐白色
[化学式] MgCO2
[モース硬度] 4
[比重] 3.0





マグネシウムの炭酸塩で、菱面状や柱状に結晶する。通常白〜灰色だが、マグネシウムが置き換わり鉄イオンが入ると黄色〜帯褐色になる。熱に強くほとんど溶解しないことから、高温炉の内張りに使われることがある。

この独特の網目模様が魅力的で、現在は染色されて”ターコイズマグネサイト”として広く出回っている。







2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。


2010年6月16日日本彩珠研究所にて鑑別。


2010年6月16日日本彩珠研究所にて鑑別。






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ラブラドライト

[英名] LABRADORITE
[和名] 曹灰長石(そうかいちょうせき)
[色] 青色、灰色、白色
[化学式] Ab50An50〜Ab30An70
[屈折率] 1.56-1.57
[モース硬度] 6〜6.5
[比重] 2.7





ムーンストーンやサンストーン、アマゾナイトなどと同じ長石グループ(フェルスパーFeldspars)に属するラブラドライト。1770年、カナダ、ラブラドールのポールアイランドにおいて、モラビア教の宣教師たちによって発見された。

薄い層の結晶による効果で、角度を変えると内部に様々な光の色を見ることができる。この発光効果をラブラドレッセンス(Labrado-rescence)と呼んでいる。

産地はマダガスカル、フィンランド、ロシア、カナダ、アメリカ、メキシコなど。
6月の誕生石。







2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。



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ドロマイト

[英名] DOLOMITE
[和名] 苦灰石(くかいせき)
[色] 無色、白色〜クリーム色、灰色
[化学式] CaMg(CO3)2
[モース硬度] 3.5〜4
[比重] 2.8〜2.9






フランスの鉱物学者ドロミュー(1750-1801年)にちなんで名付けられた「ドロマイト」。カルシウムとマグネシウムの炭酸塩鉱物である。
主な産地はアルジェリア、ブラジル、スイス、ナミビア、メキシコ、アメリカ、ドイツなどである。








2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




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カルサイト

[英名] CALCITE
[和名] 方解石(ほうかいせき)
[色] 無色、白色、黄色、緑色、オレンジ色、ピンク、灰色、青
[化学式] CaCO3
[屈折率] 1.48-1.66
[モース硬度] 3
[比重] 2.7





名前の起源は、生石灰を意味する「Chalx」(ラテン語)。カルサイトは典型的な複屈折率を持つ。古代エジプトでは建設石材や彫刻品の材料として広く用いられた。ツタンカーメン王の墓にもカルサイトを用いた多くの副葬品が見つかっている。

硬度が低いため、取り扱いには注意が必要となる。







2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。


2009年3月4日中央宝石研究所にて鑑別。


2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。

彫刻部に彩色を認む。



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プレーナイト

[英名] PREHNITE
[和名] ぶどう石
[色] 黄色、緑色、白色
[化学式] Ca2Al2Si3O10(OH)2
[モース硬度] 6〜6.5
[比重] 2.9





プレーナイトという名前は、この鉱物を最初に発見したオランダ軍人、ヘンドリック・フォン・プレーンに因んでつけられた。産出する際はぶどうの房のような状態であるため、「ぶどう石」という和名がつけられている。







2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。



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サーペンティン

[英名] SERPENTINE
[和名] 蛇紋石(じゃもんせき)
[色] 白色、灰色、黄色、緑色、緑青色
[化学式] (Mg,Fe,Ni)3Si2O5(OH)4
[屈折率] 1.55-1.56
[モース硬度] 3.5
[比重] 2.5〜2.6





蛇紋石と言う名前は、蛇の皮膚に似た斑状の見かけを持つことに由来している。その斑状模様を生かして、装飾石材としても用いられる。色は黄色や緑色をはじめ、白色や灰色などがある。







他種鉱物の含有を認む。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。


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200811月26日中央宝石研究所にて鑑別。



200811月26日中央宝石研究所にて鑑別。



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ソーダライト

[英名] SODALITE
[和名] 方ソーダ石(ほうそーだせき)
[色] 白色、灰色、青色
[化学式] Na4Al3Si3O12Cl
[モース硬度] 5.5〜6
[比重] 2.3





多くのナトリウム(sodium)を含むことからこの名前がついた。ソーダライトはラピス・ラズリの青色を構成するいくつかの鉱物のひとつでもある。通常では結晶化して産出することは稀である(イタリアのベスビオ火山からごく稀に結晶が産出するという)。







現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。



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アクアマリン

[英名] AQUAMARINE
[和名] 緑柱石(りょくちゅうせき)
[色] 緑色、青色、帯黄色
[化学式] Be3Al2Si6O18
[屈折率] 1.57-1.58
[モース硬度] 7.5〜8
[比重] 2.6-2.8





アクアマリン(アクワマリン)の名前はアクア(アクワ)=水、マリーン=海、すなわち海水の青色から名付けられた。ギリシャ神話では、はじめ海底の美しい海の精の宝物であったものが、浜辺に打ち上げられて宝石となったとされている。また、古くから順調な航海のお守りとして愛用されていた。

アクアマリンはベリル(緑柱石)の一種で、他にはエメラルド(緑色)、ヘリオドール(黄色)、モルガナイト(ピンク)、ゴシェナイト(無色)など、その色によって名前がつけられている。アクアマリンの色は鉄分によるものだが、通常緑色味のとばすために400度〜450度の温度加熱によって独特の青色を作り出している。

3月の誕生石。







通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。
透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。

2008年4月12日中央宝石研究所にて鑑別。


通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。
透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。
キャビティに充填物を認めむ。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。


通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。
透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。
キャビティに充填物を認めむ。

2008年5月21日中央宝石研究所にて鑑別。


通常・加熱。

2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。



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アメシスト

[英名] AMETHYST
[和名] 紫水晶(むらさきずいしょう)
[色] 紫色
[化学式] SiO2
[屈折率] 1.54-1.55
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





名前の由来は”酔っ払っていない”という意味のギリシャ語からきている。昔はこの宝石を身につけていると酔わないと信じられてた。
アメシストはいわゆる”がま”という晶洞中に生成されている。その多くの場合、結晶が錐面(六角、三角)のみが見られ、柱面を持つものが多い水晶とは違う特質を持つ。
ブラジルが産地としては有名。

2月の誕生石。







現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年8月18日中央宝石研究所にて鑑別。



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水晶

[英名] ROCK CRYSTAL
[和名] 水晶(すいしょう)
[色] 無色
[化学式] SiO2
[屈折率] 1.54-1.55
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





珪酸分(SiO2)の結晶により構成されたものを広くクォーツ(石英)としているが、その中でも無色透明で結晶質のものを水晶(ロッククリスタル)と呼んでいる。
クリスタル(CRYSTAL)の語源はギリシャ語KRYSTALLOS(透明な氷)に由来している。

一般的によく見られる六方柱状の結晶は537℃以下で結晶が生成されたものであり、537℃以上の環境で生成されたものは柱面を持たない六方両三角錐を示す。

水晶の産地としてかつては山梨が世界的にも有名だったが、今はほとんど採掘されていない。そのほとんどがブラジル産である。







現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。


現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。


現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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タルク

[英名] TALC(タルク)
[和名] 滑石(かっせき)
[色] 白色、無色、緑色、黄色、ピンク色
[化学式] Mg3Si4O10(OH)2
[モース硬度] 1
[比重] 2.8





別名「ソープストーン」と言われるタルク。硬度が低いため古くから彫刻の素材、装飾石材として用いられてきた。
結晶で産出することは稀で、蛇紋石(SERPENTINE)方解石(CALCITE)などと混在することがある。







光沢および耐久性の改善を目的とした透明材の含浸処理が行われています。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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アマゾナイト

[英名] AMAZONITE
[和名] 天河石(てんがせき)
[色] 空青色、青緑色、緑色
[化学式] KAlSi3O8
[屈折率] 1.53
[モース硬度] 6〜6.5
[比重] 2.6





マイクロクリン(微斜長石)の一種で、一般的に青緑色や空青色を示す。名前からするとアマゾン川流域を思い浮かべるが、そこでは産出しない。









2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。




2009年12月8日日本彩珠宝石研究所にて鑑別。




2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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ブルーサイト

[英名] BRUCITE
[和名] 水滑石(すいかっせき)
[色] 白色、灰色、淡緑色、淡青色
[化学式] Mg(OH)2
[モース硬度] 2.5
[比重] 2.4





1824年に鉱物学者アーチーボルト・ブルースにちなんでこの名前がついた。板状結晶もしくはその塊となって産出する。









2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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カルセドニー

[英名] CHALCEDONY
[和名] 玉髄(ぎょくずい)
[色] さまざま
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





とても微小な粒で半透明〜透明な潜晶質石英で、かつ、一様に単色であるものをカルセドニーと呼ぶ。ちなみに縞模様が見られるものをアゲート(瑪瑙)と呼ぶ。また、同じ潜晶質石英で不透明なものをジャスパーと呼ぶ。

潜晶質で内部は微孔組織のため、天然の着色素材を染み込ませ加熱処理によって染色することができる。ちなみに赤は鉄、緑はクロム、黒は炭素などで染色される。それらは天然成分であるため退色することがなく、鑑別上は天然石と同じ扱いになる。







色の変化を目的とした加熱または着色処理が行われています。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。



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クリソコーラ

[英名] CHRYSOCOLLA
[和名] 珪孔雀石(けいくじゃくいし)
[色] 青色、青緑色
[化学式] Cu2H2(Si2O5)(OH)4・nH2O
[モース硬度] 2〜4
[比重] 2.0〜2.4





名前の由来はギリシャ語の金を意味する「CHRYSOS」と接着剤を意味する「KOLLA」から来ている。
クリソコーラはそのほとんどが細粒の塊状で発掘される。また石英など(珪酸分)と混ざり合うことも多く、その場合硬度が増す。

硬度が不足しているため、一般的には合成樹脂の含浸処理(スタビライズ)が行われる。

アメリカでは人気のある天然石である。









2008年5月12日中央宝石研究所にて鑑別。



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シトリン

[英名] CITRINE
[和名] 黄水晶(きずいしょう)
[色] 黄色、黄褐色
[化学式] SiO2
[屈折率] 1.54-1.55
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





黄色い石英をシトリンと呼ぶが、天然でシトリンが採掘されることは稀であり、そのほとんどがアメシストなどを放射線照射処理することによって作り出されている。天然と同じ状況下で変色させているため、鑑別でも天然と人工との区別がつかない。








通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。



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ジャスパー

[英名] JASPER
[和名] 碧玉(へきぎょく)
[色] さまざま
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7





とても微小な粒で不透明な潜晶質石英をジャスパーと呼ぶ。ちなみに同じ潜晶質石英で半透明〜透明なものにアゲート(縞模様を持つもの)とカルセドニー(一様に単色なもの)がある。
不透明である理由は、石英以外のさまざまな多種鉱物(20%以上)を含有することによる。そのため、とても珍しい模様を呈することが多い。









2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




2008年8月18日中央宝石研究所にて鑑別。



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マザーオブパール

[英名] MOTHER OF PEARL
[和名] 真珠母貝(しんじゅぼがい)
[色] 白色、クリーム色
[モース硬度] 3.5−4.5





真珠を作る母貝。
真珠は貝の体内に入り込んだ異物を自らを守るために炭酸カルシウムを分泌し同心円状の層を形成することによって作られる。その分泌液が貝の内側にも光沢を与える










2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。



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フェルスパー

[英名] FELDSPARS
[和名] 長石(ちょうせき)





石英とともに地球の主要造岩鉱物として重要な役割を持つフェルスパー。フェルスパーグループは主に、正長石分、曹長石分、灰長石分の3種類のものが混ざり合って構成されている。
長石の成分範囲はその混合によって多種多様であり、鑑別上困難を窮めることも多い。

有名なところでは、ムーンストーン、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどがある。









2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。


2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。


2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。


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フルオライト

[英名] FLOURITE
[和名] 蛍石(ほたるいし)
[色] ざまざま
[化学式] CaF2
[屈折率] 1.43
[モース硬度] 4
[比重] 3.0〜3.3





化学成分はフッ酸カルシウムで、明瞭な結晶を示し、紫外線による蛍光作用(フローレッセンス)を示す(産地によっては微弱なものもある)。
色はすばらしく変化に富んでおり、ひとつの石でも2色以上を示すものも少なくない。

屈折率の低さから、多面体にカットしても輝きは鈍い。









2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。




2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。




2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。




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ぺリドット

[英名] PERIDOT
[和名] かんらん石(かんらんせき)
[色] 黄緑色、帯緑黄色、緑色、帯褐緑色
[化学式] (Mg,Fe)2SiO2
[屈折率] 1.64-1.69
[モース硬度] 6.5〜7
[比重] 3.3〜4.3





古代エジプトでは「太陽の石」として崇拝されていた。ぺリドットという名前は宝石学上の名称で、鉱物学上ではオリビン(OLIVINE)と呼ばれる。
緑色は鉄分によるものだが、鮮やかな黄緑色は、ごく微量に含まれるニッケルの影響であるとも言われている。夜間の人工光線の下ではそのグリーンがひと際冴えるので、イブニング・エメラルドと呼ばれることがある。
複屈折率が大きい(0.036)ので、カット底面の2重像が見えるのが特徴である。

8月の誕生石。







現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。



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ユナカイト

[英名] UNAKITE
[和名] ユナカ石(ゆなかせき)
[色] 黄緑色ーピンク色ー白色ー濃緑色
[モース硬度] 6.5〜7
[比重] 2.85〜2.94





アメリカ、ノースカロライナ州ユナカ山が原産地のためこの名前がついた。
一種類の鉱物ではなく、エピドート質(黄緑色)、長石(ピンク色)、石英(白色)、緑泥石(濃緑色)の集合からなる岩石である。









2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。



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ぺリステライト






見た目はいわゆる”ムーンストーン”と同じフェルスパー(長石)系鉱物ですが、カリウム成分(K)が多いムーンストーンに対し、ナトリウム成分(Na)の多いものをぺリステライトと呼びます。
曹長石の一種で、白色や青色のシラーが見ることができます。
長石(フェルスパー)にはさまざまな種類があり、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどもその仲間です。









2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。



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ロードクロサイト


[英名] RHODOCHROSITE
[和名] 菱マンガン鉱(りょうまんがんこう)
[色] ピンク色、褐色、灰色
[化学式] MnCO3
[屈折率] 1.6〜1.8
[モース硬度] 3.5〜4
[比重] 3.6






南米のアンデス山中から美しい結晶が見つかること、そしてバラの花のように見えることから別名「インカローズ」と呼ばれる。こちらの名前の方がむしろ一般的である。












2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。




色素による着色処理が行われています。
整形と目的とした充填処理が行われております。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。



色素による着色処理が行われています。

2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。




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天然石事典(な行)

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