CARNELIAN

Data

Note

[英名] CARNELIAN
[和名] カーネリアン
[色] 赤橙色、橙色
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7

カルセドニーの中で、赤橙色、橙色のものをカーネリアンと呼ぶ。古くから首飾りやお守りなどに用いられてきた。

潜晶質で内部は微孔組織のため、天然の着色素材を染み込ませ加熱処理によって染色することができる。現在では人工的な染色をしたものと天然のものとの鑑別が難しいため、鑑別上は天然石と同じ扱いになる。

色の変化を目的とした加熱または着色処理が行われています。

2009年4月28日中央宝石研究所にて鑑別。

 

CALSITE

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

彫刻部に彩色を認む。

2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。

Data

Note

[英名] CALSITE
[和名] 方解石(ほうかいせき)
[色] 無色、白色、黄色、緑色、オレンジ色、ピンク、灰色、青
[化学式] CaCO3
[屈折率] 1.48-1.66
[モース硬度] 3
[比重] 2.7

名前の起源は、生石灰を意味する「Chalx」(ラテン語)。カルサイトは典型的な複屈折率を持つ。古代エジプトでは建設石材や彫刻品の材料として広く用いられた。ツタンカーメン王の墓にもカルサイトを用いた多くの副葬品が見つかっている。

硬度が低いため、取り扱いには注意が必要となる。

2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。

2009年3月4日中央宝石研究所にて鑑別。

2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。

 

CHALCEDONY

Data

Note

[英名] CHALCEDONY
[和名] 玉髄(ぎょくずい)
[色] さまざま
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7

とても微小な粒で半透明~透明な潜晶質石英で、かつ、一様に単色であるものをカルセドニーと呼ぶ。ちなみに縞模様が見られるものをアゲート(瑪瑙)と呼ぶ。また、同じ潜晶質石英で不透明なものをジャスパーと呼ぶ。

潜晶質で内部は微孔組織のため、天然の着色素材を染み込ませ加熱処理によって染色することができる。ちなみに赤は鉄、緑はクロム、黒は炭素などで染色される。それらは天然成分であるため退色することがなく、鑑別上は天然石と同じ扱いになる。

色の変化を目的とした加熱または着色処理が行われています。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

 

CHAROITE

Data

Note

[英名] CHAROITE
[和名] なし
[色] 淡紫色~鮮紫色
[透明度] 不透明
[結晶系] 単斜晶系
[化学式] (K、Na)5(Ca,Ba,Sr)18(Si6O15)2Si4O9(OH,F)11H2O
[屈折率] 1.550-1.560
[モース硬度] 5~6
[比重] 2.54~2.68

ロシアの女性鉱物学者が1978年サハ共和国のアルダン地区のチャロ川流域で発見した。
「チャロアイト」という名前は発見地のチャロ川(Charo川)に因んでいる。

2009年8月3日 中央宝石研究所にて鑑別。

 

CITRINE

Data

Note

[英名] CITRINE
[和名] 黄水晶(きずいしょう)
[色] 黄色、黄褐色
[化学式] SiO2
[屈折率] 1.54-1.55
[モース硬度] 7
[比重] 2.7

黄色い石英をシトリンと呼ぶが、天然でシトリンが採掘されることは稀であり、そのほとんどがアメシストなどを放射線照射処理することによって作り出されている。天然と同じ状況下で変色させているため、鑑別でも天然と人工との区別がつかない。

通常、色の改善を目的とした加熱が行われています。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

 

CHIASTOLITE

Data

Note

[英名] CHIASTOLITE
[和名] 空晶石
[色] 褐色
[透明度] 不透明
[結晶系] 斜方晶系
[化学式] Al2SiO2
[屈折率] 
[モース硬度] 5-5.5
[比重] 3

炭素の黒色インクルージョンを持つ不透明結晶のアンダリュサイト。
柱状の断面に見られる十字の模様から、キリスト教的な意義から珍重される。

2008年5月12日中央宝石研究所にて鑑別。

 

CHRYSOCOLLA

Data

Note

[英名] CHRYSOCOLLA
[和名] 珪孔雀石(けいくじゃくいし)
[色] 青色、青緑色
[化学式] Cu2H2(Si2O5)(OH)4・nH2O
[モース硬度] 2~4
[比重] 2.0~2.4

名前の由来はギリシャ語の金を意味する「CHRYSOS」と接着剤を意味する「KOLLA」から来ている。
クリソコーラはそのほとんどが細粒の塊状で発掘される。また石英など(珪酸分)と混ざり合うことも多く、その場合硬度が増す。

硬度が不足しているため、一般的には合成樹脂の含浸処理(スタビライズ)が行われる。

アメリカでは人気のある天然石である。

2008年5月12日中央宝石研究所にて鑑別。

 
 

CHRYSOPRASE

Data

Note

[英名] CHRYSOPRASE
[和名] 緑玉髄
[色] 淡緑色、緑色、黄緑色
[透明度] 半透明-不透明
[結晶系] 六方晶系
[化学式] SiO2+Ni
[屈折率] 
[モース硬度] 7
[比重] 2.57-2.64

淡緑色ないし黄緑色のいわゆる青林檎色を持つカルセドニーをクリソプレーズと呼ぶ
化学式でも分かるようにニッケル分により緑色を帯び翡翠に似た色合いをもつことから、古くから人気のある石である。
オーストリアから良質のものが多く産出されることから”オーストラリアン・ジェード”という呼び方もされる。

カルセドニーをクロム化合物で人工的に着色したものも出回っているが、それは”クリソフレーズ(Chrysophrase)”と呼ばれる。実にまぎらわしいものである。

充填処理が行われています。

2014年10月8日 日本彩珠宝石研究所にて鑑別

CLINOCHLORE /CHLORITE

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Note

[英名] CLINOCHLORE(CHLORITE)
[和名] 緑泥石
[色] 緑色、褐色
[透明度] 半透明~不透明
[結晶系] 単斜晶系
[化学式] (Mg,Fe,Al)12(Si,Al)8O20(OH)16の複雑な固溶体
[モース硬度] 2
[比重] 2.55~2.80

クリノクロアは光学的対称性の性質から”kline”(ギリシャ語で”傾く”の意)と”chloros”(ギリシャ語で”緑色)から引用されてつけられた。
クリノクロアはクロライト(CHLORITE)という鉱物分類の中の代表的な鉱物である。

本来はモスアゲートや水晶などいろいろな鉱物のインクルージョンとして知られている。

2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。

DOLOMITE

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[英名] DOLOMITE
[和名] 苦灰石(くかいせき)
[色] 無色、白色~クリーム色、灰色
[化学式] CaMg(CO3)2
[モース硬度] 3.5~4
[比重] 2.8~2.9

フランスの鉱物学者ドロミュー(1750-1801年)にちなんで名付けられた「ドロマイト」。カルシウムとマグネシウムの炭酸塩鉱物である。
主な産地はアルジェリア、ブラジル、スイス、ナミビア、メキシコ、アメリカ、ドイツなどである。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。