FELDSPARS

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Note

[英名] FELDSPARS
[和名] 長石(ちょうせき)

石英とともに地球の主要造岩鉱物として重要な役割を持つフェルスパー。フェルスパーグループは主に、正長石分、曹長石分、灰長石分の3種類のものが混ざり合って構成されている。 
長石の成分範囲はその混合によって多種多様であり、鑑別上困難を窮めることも多い。 

有名なところでは、ムーンストーン、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどがある。 

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

2009年10月15日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。

 

FLOURITE

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Note

[英名] FLOURITE
[和名] 蛍石(ほたるいし)
[色] ざまざま
[化学式] CaF2
[屈折率] 1.43
[モース硬度] 4
[比重] 3.0~3.3

化学成分はフッ酸カルシウムで、明瞭な結晶を示し、紫外線による蛍光作用(フローレッセンス)を示す(産地によっては微弱なものもある)。
色はすばらしく変化に富んでおり、ひとつの石でも2色以上を示すものも少なくない。

屈折率の低さから、多面体にカットしても輝きは鈍い。 

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年11月21日中央宝石研究所にて鑑別。

 

JADEITE

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Note

[英名] JADEITE
[和名] 翡翠輝石
[色] 無色、黄色、緑色、橙色、黒色、褐色、紫色、灰色、ピンク色
[透明度] 半透明~不透明
[結晶系] 単斜晶系
[化学式] Na(Al,Fe)Si2O6
[屈折率] α1.640、β1.645、γ1.652-1.667(平均1.66)
[モース硬度] 6.5-7
[比重] 3.25~3.36

13世紀ごろ、ミャンマーで発見され中国で流通するまでは翡翠と言えばネフライトを指していた。
その後、このジェダイトが多彩な色を持つことなどで人気が出て以来、翡翠と言えば一般的にジェダイトを指す。
わずかな硬度の違いから硬玉(ジェダイト)、軟玉(ネフライト)と分けられている。

通常、ワックス加工。

2013年10月2日日本彩珠研究所にて鑑別。

 
 
 

JASPER

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Note

[英名] JASPER
[和名] 碧玉(へきぎょく)
[色] さまざま
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7

とても微小な粒で不透明な潜晶質石英をジャスパーと呼ぶ。ちなみに同じ潜晶質石英で半透明~透明なものにアゲート(縞模様を持つもの)とカルセドニー(一様に単色なもの)がある。
不透明である理由は、石英以外のさまざまな多種鉱物(20%以上)を含有することによる。そのため、とても珍しい模様を呈することが多い。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

JET

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Note

[英名] JET
[和名] 黒玉
[色] 黒色、帯褐黒色
[透明度] 不透明
[結晶系] 非結晶系(鉱物ではない)
[化学式] C+不純物
[屈折率] ほぼ1.66 
[比重] 1.30~1.35

松柏類樹木などの化石化したもので、広義の意味で褐炭・歴青炭などの変種を含めた呼称。石炭と同様可燃性。
古くはローマ時代から黒色宝石として用いられてきた。
比重を見ても分かるように非常に軽量で、アクセサリーなどには珍重される。

ジェットは広義の意味で褐炭・歴青炭などの変種を含めた呼称です。 充填処理が行われております。

2009年10月15日 中央宝石研究所にて鑑別。

KYANITE

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[英名] KYANITE
[和名] 藍晶石
[色] 青色、緑色
[化学式] Al2SiO2
[屈折率] 1.71-1.73
[モース硬度] 4.5、6
[比重] 3.6

カイヤナイトはその独特の色から、”暗青色”を意味するギリシャ語の「Kyanos」からとって名付けられた。通常長い刃状の結晶として産出する。色は青色が一般的だが、緑色や無色もある。結晶の方向によって硬度が大きく変わるため、二硬石(ディスティーン)という別名を持つ。(結晶の伸び方向は硬度6、それに垂直な方向では4.5)
カイヤナイトはカットが難しく、へき開割れ防止や、透明度を増すために無色透明な樹脂の含浸が一般的に行われている。

透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。

透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。

透明度の改善を目的とした無色透明材の含侵が行われています。キャビティに充填処理を認む。

2009年1月19日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

 

LABRADORITE

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[英名] LABRADORITE
[和名] 曹灰長石(そうかいちょうせき)
[色] 青色、灰色、白色
[化学式] Ab50An50~Ab30An70
[屈折率] 1.56-1.57
[モース硬度] 6~6.5
[比重] 2.7

ムーンストーンやサンストーン、アマゾナイトなどと同じ長石グループ(フェルスパーFeldspars)に属するラブラドライト。1770年、カナダ、ラブラドールのポールアイランドにおいて、モラビア教の宣教師たちによって発見された。

薄い層の結晶による効果で、角度を変えると内部に様々な光の色を見ることができる。この発光効果をラブラドレッセンス(Labrado-rescence)と呼んでいる。

産地はマダガスカル、フィンランド、ロシア、カナダ、アメリカ、メキシコなど。
6月の誕生石。

2008年11月26日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

 

MAGNESITE

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[英名] MAGNESITE
[和名] 菱苦土石(りょうくどせき)
[色] 白~灰色、帯黄白色、帯褐白色
[化学式] MgCO2
[モース硬度] 4
[比重] 3.0

マグネシウムの炭酸塩で、菱面状や柱状に結晶する。通常白~灰色だが、マグネシウムが置き換わり鉄イオンが入ると黄色~帯褐色になる。熱に強くほとんど溶解しないことから、高温炉の内張りに使われることがある。

この独特の網目模様が魅力的で、現在は染色されて”ターコイズマグネサイト”として広く出回っている。

2010年6月16日日本彩珠研究所にて鑑別。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

 

MOTHER OF PEARL

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[英名] MOTHER OF PEARL
[和名] 真珠母貝(しんじゅぼがい)
[色] 白色、クリーム色
[モース硬度] 3.5-4.5

真珠を作る母貝。
真珠は貝の体内に入り込んだ異物を自らを守るために炭酸カルシウムを分泌し同心円状の層を形成することによって作られる。その分泌液が貝の内側にも光沢を与える

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

 

MOONSTONE

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[英名] MOONSTONE
[和名] 月長石(げっちょうせき)
[色] 無色、白色、灰色、橙色、淡緑色、黄色、褐色、淡青色
[化学式] K[AlSi3O8]
[屈折率] 1.520~1.528
[モース硬度] 6
[比重] 2.55~2.63

長石グループ(フェルドスパーもしくはフェルスパーと呼ぶ)の一種で、内部にまるで月の光のような乳白色の帯(シラー)を持つことからこの名前がついた。
このシラー効果は、正長石と曹長石の薄層の交互の層状組織によって生ずる光の効果である。
ちなみにスリランカ産がもっとも美しいブルーのシラーを持つと言われています。
長石(フェルスパー)にはさまざまな種類があり、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどもその仲間です。 

現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

光沢および耐久性の改善を目的とした透明材の含浸処理が行われています。
整形を目的とした充填処理が行われています。

含浸処理のビーズあり。

2015年4月21日 日本彩珠宝石研究所にて鑑別。

2009年10月15日 中央宝石研究所にて鑑別。

含浸処理のビーズあり。別名「アルバイト・ムーンストーン」と呼ばれています。

2015年4月21日 日本彩珠宝石研究所にて鑑別。

含浸処理のビーズあり。

2015年4月21日 日本彩珠宝石研究所にて鑑別。

含浸処理のビーズあり。

2015年4月21日 日本彩珠宝石研究所にて鑑別。