OBSIDIAN

Data

Note

[英名] OBSIDIAN
[和名] 黒曜石
[色] 灰色、黒色、黒色地に赤褐色
[透明度] 半透明、不透明
[結晶系] 非晶質
[化学式] SiO2+Ca2O,Na,K
[屈折率] 1.48-1.51
[モース硬度] 5
[比重] 2.33~2.42

古くから石器、特に矢じりに用いられたものでアローポイント(Arroe points)の別名を持つオブシディアン。

火成岩の熔岩(ようがん)が地表もしくはそれに近い場所で急速に凝固し、結晶化することなく形成された非晶 質の天然ガラスである。

「黒曜石のような瞳」という表現にもあるように、通常は真黒不透明石である。

また結晶化しかかったインクルージョンを内部に持つものがあり、その効果によりゴールド、シルバー、ピンク などシーンを見せるものも多い。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年1月19日中央宝石研究所にて鑑別。

 

ONYX

[英名] ONYX
[和名] 縞瑪瑙
[色] 黒と白の縞模様
[化学式] SiO2
[モース硬度] 7
[比重] 2.7

Note

Data

オニキス(オニックス)とは白と黒の縞模様を持つ瑪瑙(アゲート)の一種である。名前の由来はギリシャ語の「Onux」(人の爪)から来ている。その美しい縞を利用してカメオに多く使われる。白と赤の縞を持つものをカーネリアンオニックス、白と赤褐色(オレンジに近い)の縞を持つものをサードオニックス(8月の誕生石)と呼ぶ。

しかし、現在はオニキスと言えば一般的に黒無地のものを言う。宝石学会においてはこの黒無地のいわゆるオニキスの宝石名を「ブラックカルセドニー」と分類している。そして一般的には着色が施されている。

~サイドストーリー~

古来は悪霊や邪気を振り払うとされ、「魔よけ石」として使われていた。

色素による着色処理が行われています。

色素による着色処理が行われています。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年8月18日中央宝石研究所にて鑑別。

 

OPAL

Data

Note

[英名] OPAL
[和名] 蛋白石
[色] 無色、白色、黄色、オレンジ色、赤色、緑色、青色、黒色
[透明度] 透明、不透明
[結晶系] 非晶質
[化学式] SiO2・nH2O
[屈折率] 1.435-1.455
[モース硬度] 5.5~6.5
[比重] 1.98~2.20

オパールの化学式SiO2・nH2Oに見られるように、珪酸分と水分を含んでいる非晶質鉱物である。(含水分は1 ~21%、宝石質のもので6~21%であると言われる)

鉱物学的には10数種類に分類さえれるが、その中でも宝石質なものをプレシャス・オパール(Precious opal )またはノーブル・オパール(Noble opal)と呼び、ホワイト、ブラック、ウォーター、ファイアの4つに分類 している。


和名は蛋白石で、10月の誕生石である。

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

透明度の改善を目的とした透明材の含侵が行われています。

 
 
 

PEARL

Data

Note

[英名] PEARL
[和名] 真珠
[色] 白、クリーム、黒、灰色、淡灰青色、青、黄、緑、ピンク、淡紫
[成分] CaCO3+有機成分(コンキリオン)
[モース硬度] 3
[比重] 2.7

石ではない宝石、有機質の宝石として最も美しいとされる真珠。多くの宝石は人為的にカットを施されその美しさを引き出されるが、真珠は貝から取り出された瞬間からその優雅な美しさを持っている。

6月の誕生石です。

 


真珠生成のメカニズムは、貝が体内に入った異物(寄生虫や小魚の死骸や砂粒など)を、自らの身を守るために分泌した有機物によって層を形成し作りあげたもの。 このメカニズムを利用し、1893年御木本幸吉氏がアコヤ貝で商業的な真珠の養殖に成功してからは、養殖真珠が盛んに作られるようになった。

現在、海水ではアコヤ貝、蝶貝、黒蝶貝、マベ貝などが使われ、淡水では池蝶貝やカラス貝などがよく使われている。
淡水真珠の養殖は核を使わず貝の小片を使用するため、巻きがよく芯まで全て真珠層で作られます。また、差し入れる小片によって様々な形が形成されるのも特徴です。

成分、硬度ともにデリケートで、特にその主成分である炭酸カルシウムは酸に弱いので、汗、皮脂、化粧品などには注意が必要。使用後は乾いた柔らかい布で丁寧に拭くことが大切です。


~サイドストーリー~

古くから女性の美の象徴として重宝され続けてきた真珠。 クレオパトラや楊貴妃、西太后を初め、その逸話は枚挙にいとまがない。また、不老長寿の力があるとされ、愛飲されていたという記録も多く残っている。

PERIDOT

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[英名] PERIDOT
[和名] かんらん石(かんらんせき)
[色] 黄緑色、帯緑黄色、緑色、帯褐緑色
[化学式] (Mg,Fe)2SiO2
[屈折率] 1.64-1.69
[モース硬度] 6.5~7
[比重] 3.3~4.3

古代エジプトでは「太陽の石」として崇拝されていた。ぺリドットという名前は宝石学上の名称で、鉱物学上ではオリビン(OLIVINE)と呼ばれる。
緑色は鉄分によるものだが、鮮やかな黄緑色は、ごく微量に含まれるニッケルの影響であるとも言われている。夜間の人工光線の下ではそのグリーンがひと際冴えるので、イブニング・エメラルドと呼ばれることがある。
複屈折率が大きい(0.036)ので、カット底面の2重像が見えるのが特徴である。 

8月の誕生石。

現時点ではカット・研磨以外に人的手段が施されていないとされる宝石です。

2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。

2008年4月15日中央宝石研究所にて鑑別。

PERISTERITE

Data

Note

見た目はいわゆる”ムーンストーン”と同じフェルスパー(長石)系鉱物ですが、カリウム成分(K)が多いムーンストーンに対し、ナトリウム成分(Na)の多いものをぺリステライトと呼びます。
曹長石の一種で、白色や青色のシラーが見ることができます。
長石(フェルスパー)にはさまざまな種類があり、ラブラドライト、サンストーン、アマゾナイトなどもその仲間です。 

2008年3月26日中央宝石研究所にて鑑別。

 

PETRIFIED WOOD

Data

Note

[英名] PETRIFIED WOOD
[和名] 珪化木(けいかぼく)
[成分] SiO2を主体とする。

地中の埋もれた樹木に地中の珪酸(石英)分が長い年月をかけて浸透し、置き換えられたものをペトリファイドウッド(化石化した木)という。
呼び名としては他にシリシファイドウッド(silicified wood)やフォッシルウッド(fossil wood)などがある。

樹木本来の組織を残しているものが珍重される。

2010年3月29日日本彩珠研究所にて鑑別。

 

PIETERSITE

Data

Note

ジャスパーに分類される褐鉄鉱を含む珪化したリーベック角閃石の一種。タイガーアイやホークスアイなどが生成された後に形成されると言われる。名前の由来は発見者のシド・ピータース(Sid Pieters)からとったとされています。黄褐色や濃青色などが複雑な模様を示すのが特徴。

 

PREHNITE

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[英名] PREHNITE
[和名] ぶどう石
[色] 黄色、緑色、白色
[化学式] Ca2Al2Si3O10(OH)2
[モース硬度] 6~6.5
[比重] 2.9

プレーナイトという名前は、この鉱物を最初に発見したオランダ軍人、ヘンドリック・フォン・プレーンに因んでつけられた。産出する際はぶどうの房のような状態であるため、「ぶどう石」という和名がつけられている。

2008年6月12日中央宝石研究所にて鑑別。

 

PYROXENE

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Note

[英名] パイロキシン
[和名] 輝石鉱物
[化学式] Al、Fe、Mg、Ca、その他の複雑な珪酸塩(SiO2)

パイロキシンとは鉱物のグループ名であり、属する宝石はハイパーシーン、エンスタタイト、ブロンザイト、ユーライト、フェロシライト、ジェダイド、ロードナイト、スポジューメン、ダイオプサイドなどがある。
一例としてハイパーシーン(hyperthene)について触れると、成分は(Fe、Mg)2SiO6で結晶は斜方晶系で、和名「紫蘇輝石」とあるように紫蘇のような淡い紫色~灰色を示す。名前はギリシア語のhyper(超越)+sthenos(強さ)に由来している。

2009年4月28日中央宝石研究所にて鑑別。